古代シュメールの「円筒印章」詳しく見る
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しるしのはなし 「印章」七千年の系譜をたどる

神聖な力を宿す“護符”(お守り)—それが「印(しるし)」の発想になって、
古代メソポタミアで原初の印が誕生しました。今から約七千年前のこと。
その後、紀元前四千〜三千年頃にシュメール人によって「円筒印章」が発明され、
本格的な押捺用の印章が始まったとされます。
円筒の表面に楔(くさび)形文字・図案が彫られ、粘土の上を転がして封印などに使われたようです。
やがて印章はエジプトやインダスへ伝わり、さらに東方へと伝播。
中国において「漢字」と融合し、「紙」の発明や「官印制」と結びつき、
世界で最も発達した“印章文化”を開花させることになりました。

大日本印章 印章歴史館 印章の歴史は、世界の人々の身分と財産を七千年にわたり守ってきた記録である。

今から約七千年前に生まれた印章文化が、
登録制度として唯一日本において維持されているのは素晴らしいことです。
印章歴史館を通じて、子供達にも印章にはこれだけ古い歴史があり、
こういった文化があるということを広く伝えていければと考えております。

どうぞ世界の印章七千年の歴史と魅力を、印章歴史館でご堪能ください。