印章の品質
印章に用いる印材は、厳格な基準のもとひとつひとつ丁寧に選定。
お客さまの人生が良き方向へ進みますように。そんな願いが印材の選定にも影響しています。
本象牙印材
今日、日本において最良の印材とされるのが象牙。
適度な硬さと粘りを有し、長年使っても狂いのない印影が得られます。
弊社では厳選した象牙のなかでもきめ細かな先端部を印材として使用しています。
芯持印材
象牙は中心に近づくほどきめが細かく、緻密な組織になります。そこで、先端の芯に近い部分から採ったものを芯持印材と呼びます。中心に空洞が目立つ芯の大きな象牙は使えないため、芯の小さなものから厳選。しかも、象牙1本につき、わずか1、2本しか採れないため大変貴重です。末長く使うにふさわしい高い耐久性と重厚感を誇り、使うほどに象牙特有の美しい光沢が増していきます。
芯持印材を使用した印章
横目印材
通常、象牙は牙と同じ縦方向に印材を切り出しますが、特殊な方法で横方向に採った横目印材もあります。横に採ることで印章表面に、太陽の日差しの輪に見立てた日輪と呼ばれる年輪模様が入ります。はっきりとした日輪模様はあまり多くなく、それが希少価値へとつながっています。
横目印材を使用した印章
きめ細やかな特選印材
印材として適しているのは、象牙のなかでも先端部に近く、
芯に近いきめこまかな部分です。
人生の特別な瞬間にふさわしい印章をおつくりするため、空洞に近い目のあらい部分は使用せず、良質な部分より切り出します。
きめ細やかな特選印材を使用した印章
大日本印章ではこの部分の良質印材のみを使用
特別定国際種事業者(象牙製品等を取り扱う事業者) 登録内容 |
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登録番号 | 第02730号 |
名 称 | 大日本印章株式会社 |
住 所 | 愛知県名古屋市中区松原三丁目16-9 |
代表者名 | 小田 悟 |
譲渡し又は引渡しの業務の対象とする特別特定器官等の種別 | (ぞう科の牙及びその加工品) |
登録有効期間の満了の日 | 2026年5月31日 |
マンモス牙印材
シベリアの永久凍土より発掘された、3万5千年前のケナガマンモスの牙。
印章の材料として質の高い象牙に材質が酷似していて、長年使っても狂いが少ないのが特徴です。
希少価値のある印材です。