印章に用いる印材は、厳格な基準のもと
ひとつひとつ丁寧に選定。
お客さまの人生が良き方向へ進みますように。
そんな願いが印材の選定にも影響しています。
本象牙印材
象牙は中心に近づくほどきめが細かく、緻密な組織になります。そこで、先端の芯に近い部分から採ったものを芯持印材と呼びます。中心に空洞が目立つ芯の大きな象牙は使えないため、芯の小さなものから厳選。しかも、象牙1本につき、わずか1、2本しか採れないため大変貴重です。末長く使うにふさわしい高い耐久性と重厚感を誇り、使うほどに象牙特有の美しい光沢が増していきます。
通常、象牙は牙と同じ縦方向に印材を切り出しますが、特殊な方法で横方向に採った横目印材もあります。横に採ることで印章表面に、太陽の日差しの輪に見立てた日輪と呼ばれる年輪模様が入ります。はっきりとした日輪模様はあまり多くなく、それが希少価値へとつながっています。
横目印材を使用した印章
特定国際種事業者 登録内容 | |
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登録番号 | (T-4-23-00110) |
名 称 | 大日本印章株式会社 |
住 所 | 愛知県名古屋市中区松原三丁目16-9 |
代表者名 | 小田 悟 |
譲渡し又は引渡しの業務の対象となる特別特定器官等の種別 | (ぞう科の牙及びその加工品) |
登録有効期間の満了の日 | (平成33年5月31日) |
マンモス牙印材
シベリアの永久凍土より発掘された、
3万5千年前のケナガマンモスの牙。
印章の材料として質の高い象牙に材質が酷似していて、
長年使っても狂いが少ないのが特徴です。
希少価値のある印材です。
今日、日本において最良の印材とされるのが象牙。
適度な硬さと粘りを有し、
長年使っても狂いのない印影が得られます。
弊社では厳選した象牙のなかでもきめ細かな先端部を
印材として使用しています。